光熱費に差が出る断熱・気密工事
こんにちは。GWも終わり、小学校ではもうすぐ運動会ですね!近くの小学校では総練習をしていましたよ。
今回は、弊社での新築・リフォーム、共通してお客様にお話させていただく、断熱と気密の話を投稿します。
岩手県花巻市は夏は30度を、冬はマイナス10度を超える寒暖があります。暖房は、一年間のうち半分約6か月間は必要ではないかと思います。
このような地域で、光熱費を抑えながら快適に過ごすためには、断熱と気密の工事が重要になってきます。
弊社では、壁の中をグラスウールというリサイクルガラスを使用した断熱材で施工します。カットが簡単にできるので、柱と柱の間にしっかりと詰めることができますし、吹き付けのウレタンなどとは違い木材にくっつかないので、長い目でみてリフォームや解体をしたときにも、容易に外しリサイクルすることができます。
施工は専門業者がすることにより、品質にバラつきがありません。
窓回りやコンセント周りにも、しっかりと気密処理をします。
更に外側には付加断熱をして、熱橋という断熱の入らない木材部分もぐるっと覆います。この時も気密処理をします。
なぜここまでするのか?というと、このようになるからです。
こちらは、ローコストのハウスメーカーさんで建築した築10年のお宅をリフォームした時の窓回りの写真です。
ペアガラスの複合サッシではありましたが、気密処理がされていないために、外と室内との温度差で結露が起きて木材が湿気てしまっていました。
気密処理されず換気がうまく回らないと、隅に結露してカビが発生してしまうこともあります。
永い間住むお家ですから、人にも建物にも優しくありたいですし、そしてエネルギー消費を抑えることで地球環境への配慮も忘れてはいけないと思っています。