年収が増えれば、幸せになれるのか【日本人の本音】
◆幸せになりたい
家づくりも、仕事も、遊びも、なんでも究極の目的ゴールは、【幸せになりたい】のだと思います。
この幸せになるについて、少し書きたいと思います。
◆お金があれば幸せになれる⁉️
最近読んでいる本の題名がユニークでして、
『年収が増えれば増えるほど、幸せになれますか？』
前野隆司 著(川出書房)
題名を見れば、予想がつくと思いますが、
「年収が上がっても幸せな気持ちにはなれません！との内容です。
◆貧しくても美しいが、日本人の道徳観
日本人なら、「お金は、大事じゃないよ」と言ったりしますが、それは日本人の道徳感として、
「清貧(貧しくても美しい)」や、
「武士は食わねど高楊枝」
などが刷り込まれているので、なんとも口に出し難い暗黙知があると思います。
しかし、実は日本人は逆の事を考えていて、「お金があれば、幸せになれると思っている」という調査結果が出ています。
それが、世界的でもTOP3に入っています。
お金があれば幸せになれる！と思っているのは、❶ロシア ❷中国 ❸日本です。
他の欧米諸国よりも突き抜けている結果が出ています。
↓↓↓
つまりは、
日本人は「お金じゃないよ！」と言いながら
「でもさ、実際にはお金があれば幸せになれるんだよ」と心では思っている、何とも面倒くさい複雑な感情を持っている国なんですね
調査で面白いのは、
貧富の差が激しいアメリカで「お金があればもっと幸せは16%」しかいないという事です。
逆に否定的な人＝「年収と幸せは比例しない」が59%もいるそうなので、アメリカは日本の真逆の考え方なのです。
これも、無茶苦茶意外ではないですか⁉️
つまり、
「年収が増えれば幸せになれますか？」は、日本人特有の深層マインドということになります。
しかし、これは日本人が強欲と言うことではなく、「日本人は、不安型のDNAを持っている人が多い」ということが根本にあるそうです。
◆ガンガン稼いで、年収上げるのは素晴らしいこと
論点がずれてしまいましたが、お金をたくさん稼ぐことは、素晴らしいことだと思います。
それだけ世の中を良くして付加価値を付けた証拠だと思います。
ここでは、年収が1億円になっても、10億円になっても、幸せになれない！人もいる。
(もちろん、幸せなお金持ちもいます)
幸せと年収は、比例関係ではない！との事です。
◆幸せと不幸は、自分で作り出している
ここで確認するのは、
幸せは、自分達の心で作り出すものだと言うことです。
同じ状況で、幸せに感じる人もいれば、不幸せだと思う人もいる。
結局は、幸せかどうかは自分次第であり、自分で作り出しているんだ、という事です。
では、【幸せになるのには、どうするの⁉️】
のお話は、次回にupします。
つづく
