給湯省エネ2024事業「高効率給湯器とは?」
新築・リフォーム工事を、
「店内で見て・触れて・相談して。工事が頼めて・安心保証・アフターまで対応」
(株)吉田産業 ドルフィン盛岡店です!
「高効率給湯器」と聞いてピンとくる方は業界の方か、
設備について良く勉強された方。私もどこのメーカーの商品名でしか
分からず、正直、高効率給湯器が何を指すのかはよく分かってはいません。
ネットを色々と探してみると、
「少ないエネルギーで効率よくお湯を沸かす機器」
が一番多く出てきます。従来の給湯器より工夫がされていて、
お湯を沸かす。という事なのでしょうか?
一般的に、家庭でお湯を沸かす熱源としては大きく、
「電気」「ガス」「灯油」なのでしょう。
また、冷暖房・調理・給湯・照明・機器を動かす力。と家庭内で必要とする
エネルギーのうち、給湯が占める割合が(※)約3割と発表されています。
※エネルギー白書2022
つまり家庭内で一番使われている「給湯部分」を効率の良い給湯器に
置き換えて(導入)して、エネルギー削減につなげよう。
その為に国は補助金を出しますよ。という事なのですが、
肝心の高効率給湯器とは一体何なのでしょうか?
更にネットを調べていくと出てくる単語は、
「エコキュート」
「エコジョーズ」
「エネファーム」
「ハイブリット給湯器」
という4つの名前が出てきます。それぞれを詳しく見てみると、
①エコキュート(電気)
大気中にある熱を取り込み(冷媒)、圧縮機で高温にさせ、(ヒートポンプ)
熱を水と熱交換させてお湯にしてタンクに貯めます。
電気だけでお湯を沸かす機械は「電気温水器」ですが、
エコキュートは大気中にある熱を使ってお湯を沸かすので、
電気の使用量が抑えられるという訳です。
お湯を沸かす直接の熱源として電気を使っておらず、
電気はあくまで機械を制御する為に使われている為、
電気温水器より電力が抑えられる。という仕組みなのです。
※※参考※※
②エコジョーズ(ガス) ※燃料が灯油ならエコフィール
注)エコジョーズ&エコフィールは戸建て住宅では
給湯省エネ事業では補助金対象外です。
子育てエコホーム支援事業では対象になる機種があります。
ガスを用いて火を起こし、その火を使って水をお湯としていた
従来までのガス給湯器。火を起こす際に捨てられている排熱を
再利用したのがエコジョーズです。
従来は水がまっすぐ火に向かって進んでいたのを、排熱が出る部分に
一度水を通します。するといくらか水が温められ、お湯を作る
火の部分に向かいます。
冬に給湯器の費用が高くなるのは、冬は水が冷たい為。希望する温度まで
上げるために沢山のエネルギーを使うからなのです。
排熱を使って事前に水を少し温め、お湯にするバーナーで熱湯にする。
従来機より効率が良いのです。
※※参考※※
③エネファーム(ガス)
エネファームはエコキュート、エコジョーズと少し異なり発電する仕組みです。
ガスから水素を取り出して酸素と反応させて発電させます。
発電する際に出る熱を使ってお湯を沸かしてタンクに貯める。
水素は色々なものから取り出す事が出来て、二酸化炭素を出さず
(最後は水になる)エネルギーを作る事が出来る為、これからの
普及が見込まれています。
※※参考※※
④ハイブリット給湯器
エコキュートとエコジョーズを合わせたシステム。
エコキュートとエコジョーズ。それぞれの長所を取り込んで
各家庭のお湯の使用状況に応じて、自動的に制御して最適化してくれます。
ヒートポンプでお湯を沸かしタンクに為、タンクのお湯が切れた場合は
エコジョーズでお湯を沸かす。
何もない従来型のガス給湯器の約45%程度削減出来ることが見込まれています。
※※参考※※
以上、
家庭用では大きく4つに分かれていますが、設備の大きさ、価格の導入の
しやすさからエコキュートとエコジョーズが多く採用されていますし、
電気温水器やガス(石油)給湯機からの置き換えのしやすさからも、採用が
進んでいます。
ただこう言った給湯機は機械の調子が悪くならないと中々交換しないのも
事実です。機械を交換する費用や、お湯を使えない事による不便さもあって
中々交換されない。という事もあり、昨年以上の補助金が出る事になりました。
給湯器は使い続けるとエラーが出たりします。主に熱が加わる部分が
多かったりするのですが、色々な動作を制御している基盤などが
劣化で壊れてきたりします。
最初はメンテナンス等で短時間で修理が出来るのですが、年数が経つと
部品の供給が無かったり、修理が難しくなったりで修理期間と費用が
掛る事があります。
今お使いの機器類がそんな状況の方は補助金が出るこの機会に
交換を検討されてはいかがでしょうか?
省エネ機器の導入で、環境にも家計にも優しく。そして補助金も。
昨年より厚い補助金で、給湯機の交換をお考えの方はぜひこの機会に。
また、給湯機の交換と一緒にエコな設備の導入や、窓の断熱改修を
一緒に行うと更に補助金を上乗せして受け取る事が出来ます。
補助金についてのお問い合わせは弊社スタッフまで。
随時補助金情報は更新していきます!
注)高効率給湯器全てが補助対象機器ではありません。
補助金申請にあたっては期限、諸手続きがあります。
※※事業URL※※