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#注文住宅
湿度による影響ってそんなにあるの?
2024年06月08日
こんにちは。
「湿度」自体は誰でも知っていると思います。
湿度が高ければジメジメ、低ければカラカラに感じますよね。
ある気温で1立方メートルあたりの飽和水蒸気量が最大であるときを湿度100%といいます。
※飽和水蒸気量とは、「1立方メートルあたりの空気に入ることができる水蒸気の量をグラムで表したもの」です。
例えば、気温30℃では「飽和水蒸気量」の最大値は30.4グラムです。
気温30℃のときに飽和水蒸気量が30.4グラムのとき、これが湿度100%の状態です。
1立方メートルに30.4グラムの水蒸気がある状態です。
※この最大値はそういうことで決まっているので、そういうものだと思っていただければと思います。
気温0℃のときの飽和水蒸気量の最大値は4.8グラムです。
気温0℃では、これで湿度100%です。
30℃では30.4グラム、0℃では4.8グラムが湿度100%の状態です。
気温が違うだけで空気中に入れる水分量がこんなにも変わってきます。
気温が低いと飽和水蒸気量の最大値が減り、気温が高いと増えます。
おそらく皆さんの想像以上に少ない量の水でかなりの湿度を感じます。

人が快適に過ごせる湿度は50%前後です。
夏に日が出ていなくても暑く感じるのは、湿度が高いから。
夏が暑いのは、もちろん気温が高かったり、日差しが強いのもありますが、空気に含まれる水分量が多いからです。
気温が高くても湿度が50%程度だと割と快適に感じます。
湿度が低いと涼しく感じます。暑いなと思ったら除湿しましょう。
逆に冬は気温も低いし湿度も低いので、余計に寒く感じます。加湿しましょう。
湿度は体調や健康にも影響があります。
梅雨の時期に息苦しかったり、だるく感じたりしたことありませんか?
湿度が高い状態だと、空気中の飽和水蒸気量が多いので、体の水分を汗として蒸発できなくなるため、体の中に余分な水分が溜まってしまい、むくみやだるさを感じる原因になります。
また、呼吸は空気中の水分も一緒に吸収しているのですが、湿度が高いと体内に入って来る水分量が増え、取り入れる空気(酸素の量)が減るため、息苦しく感じることがあります。
湿度が低いと、目・肌・髪・喉のかゆみや痛みを感じることがありませんか?
本当に簡単に言うと、湿度が低いと体の色々な機能が低下してしまうからです。
そのため、上記以外にも色々な影響が出ることがあります。
その他にも、ウイルスが活性化しますし、静電気も発生します。
一般的に湿度40%以下は低めで、湿度60%以上は高めです。
ちなみに湿度60%以上になるとカビやダニが発生できるようになります。
ダニは湿度60%以下だと繁殖できないみたいです。
できるだけ室内の湿度は40~60%にキープできたら、快適で且つ健康的に過ごすことができるというわけです。
簡単な湿度調整方法。
低いとき:部屋に濡れたタオルを干す。
高いとき:窓を開けて換気する。
ただ、特に夏はなかなかそれだけだと厳しいので、エアコンを使った方が良いかもしれません。
「エアサイクル住宅」では、電気を使わずに自然に余分な湿気を室外に排出してくれます。
エアコンも最低限の自動運転で十分なくらい。
過去記事:「エアサイクル住宅ってなに?」
https://www.ietatta-iwate.com/company/11869/blog/30152/#tabNavi
過去記事:「エアサイクルのメリットとデメリット」
https://www.ietatta-iwate.com/company/11869/blog/30294/#tabNavi
ほとんど何もしなくても省エネにもなり、電気代もかけずに湿気にも対応した健康住宅。
エアサイクルを是非ご検討ください。
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