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UA値ってなんだろう?

2024年07月16日

 

こんにちは。

 

 

ご存じの方もいると思いますが、「ゆーえーち」と読みます。

日本語にすると「外皮平均熱貫流率」。

よくわからない単語が多い建設業界です。

 

 

UA値は「高気密高断熱」の住宅を建てる際に気にする言葉です。

簡単に言うと、住宅から失われる熱量のこと。

 

しっかり言うと、住宅内部の熱が床・外壁・天井・開口部(窓など)を通過して、外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値です。

UA値の値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネ性能が高いです。

※外皮とは建物の外側(床、外壁、天井、開口部)のことを指します。

 

 

熱が逃げるということは、例えばエアコンお部屋を冷やしても暖めても、その熱が外に放出されてしまうので、

本来、室内が設定温度になれば休めるはずのエアコンがずっと頑張り続けます

そのため、電気代がかかるということです。

簡単に言うと断熱性が低いということになります。

 

 

 

 

ここから少し数字が出てきます。

 

 

UA値の基準値(国が推奨する値)は地域によって異なり、日本全域で基準値を決めるため18の地域に分かれています

岩手県のほとんどの地域は地域区分3、基準値は0.56です。

つまりUA値が0.56を下回ることが推奨されています

奥州市の地域区分は4(基準値は0.75 ZEH基準では0.6です。

 

 

 

 

いえ博SUNの展示場UA値は0.33

奥州市ではかなり省エネ性能の高い家ということになります。

「北海道」の基準値よりも低い数値です。

 

 

2025年にはUA0.75(厳密には断熱性能等級4)が義務化になり、それ以下の建物は建てられなくなります。

が、正直なところ断熱性能等級4ではそこまで省エネな住宅にはならない可能性が高く、もしせっかく建てるなら等級5以上がオススメです。

 

 

 

UA値が全てではないですが、断熱性能を高めるためにはUA値は高いに越したことはありません。

少し話が逸れてしまいましたが、以上、UA値の説明でした。

 

 

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