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#注文住宅
断熱してからの遮熱が有効?
2024年08月29日
こんにちは。
今回は遮熱(しゃねつ)です。
最近、「遮熱カーテン」「遮熱ガラス」など、耳にする人も増えてきたのではないでしょうか。
ただ…実際、
遮熱ってなんなの?
断熱との違いはなんなの?
確かに言葉は知っているけれど、具体的に違いを説明してと言われると…。
まず、「断熱」は「家の中の空気を維持」します。
例えば、夏場にエアコンで冷やした空気、冬場であれば暖めた空気を外に逃がさない。
また、外気の熱を「室内に」侵入させない。そのような目的があります。
外壁や屋根などに使われる「断熱材」は、外気や日光の熱を断熱材の部分で留めて、室内に入れないような役割を持っています。
「遮熱」は主に熱の侵入を「表面で」防ぐのが目的なので、主に夏に効果を発揮します。
少し似ているようですが、断熱と違うのは留めるのではなく、反射させるという点!
また、外気の熱というより太陽熱への対策です。
太陽熱は透明な部分を通過します。
主にガラスを通過して入ってくるので、ガラス部分に対策が必要というわけです。
家の構造として、室内の壁があり、柱があり、その外側に断熱材があり、外壁やガラスがあります。
断熱は断熱材を境に室内で空気を維持し、室外の空気を侵入しにくくします。
一方、太陽熱をガラスなど(表面)で反射することで室内に熱を入れないのが遮熱です。
間違ってはいけないのは、遮熱だけではほとんど効果が無いということ。
遮熱性能だけ高めても、室内の空気が外気に影響されてしまうと意味がありません。
そのため、快適な室内を作るためにはまずは断熱が必要です。
断熱性能をしっかり高め、そのうえで遮熱対策をすることで特に夏場は快適かつ省エネに過ごせます。
以上、遮熱でした。
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