株式会社 アズマハウジング
電話
0191-23-0001
株式会社 アズマハウジング
#アズマハウジングの家づくり
ZEHのメリットとデメリット
2025年07月30日
世界のエネルギー消費量(一次エネルギー)は経済成長とともに増加を続けています。
しかし、現在主流の化石エネルギーは無尽蔵ではなく、化石エネルギーを大量に消費するとCO2の排出量も増えてしまいます。
そのため、今後エネルギー消費量が大きく増えることが予測されている途上国では、エネルギー効率を高めていくことが重要であり、日本を含む先進国にはそれを手助けしていくことが求められています。
◆日本でも、2030年までには新築住宅の省エネ基準をZEH水準まで引き上げることがすでに決まっています。
ZEH住宅は、低炭素社会や快適な暮らしの実現を目指す、地球にやさしい住まいです。
メリットも大きいのですが、少なからずデメリットもあるので、「知らなかった」とならないために、事前に把握しておきましょう！
＜ZEHメリット＞
★光熱費が削減できる
…ZEHを導入することで住宅全体の断熱性能が上がるため、エアコンなどの設備を効率よく活用することができ、光熱費の削減につながります。
また、太陽光発電なども並行して活用することで、自家発電による更なる光熱費の削減はもちろん、売電による収益も期待できます。
ZEHをうまく活用することで、光熱費を抑えながら、夏は涼しく冬は暖かいという快適な室内環境を保つことが可能です
★災害時の停電などにも対応可能
…日中に太陽光発電設備による発電を行っておくことで、あらかじめ非常用電力を備えておくことができます。
いざという時に自家発電による電力を使用することができるため、災害時でも落ち着いた対応が可能です。
現在は、電力を溜めるのみの蓄電池を利用するのではなく、電気自動車のバッテリーなどを活用することで非常時に備えている方が多いです。
★不動産価値が向上し、売却時に有利に働く
…住宅の省エネに対する取り組みを評価する指標の一つに「BELS(ベルス)」という認証制度があります。
ZEH住宅はBELSの基準をさらに上回る省エネ性能をもつ住宅であるため、金融機関からも高評価を得ることができ、資産価値も高く見積もられます。
そのため、住宅を売却する際も一般的な住宅よりも高い価格で売却できる可能性があります。
＜ZEHデメリット＞
導入コストがかかる
…高性能の断熱材や高断熱窓などの建材、高性能家電や高効率な給湯機器、長寿命で電力消費の少ないLED照明、太陽光発電や蓄電池などを設置するため、初期費用がかかります。
メンテナンスが必要
…太陽光発電や蓄電池を長く使うためには、定期点検や修繕なども欠かせません。
初期費用だけでなくメンテナンス費用も考慮しておく必要があります。
発電量が地域や天候に左右される
…太陽光発電で創エネをする場合、曇りや雨の多い地域や日照時間の短い冬場など、立地や季節などの条件によって発電量が安定しない可能性があります。
間取りやデザインが制限される場合がある
…ZEHでは一般的な住宅より多くの設備が必要です。
断熱性能を高めるため窓の大きさや数に影響が出たり、陽光パネル設置のため屋根の形や角度に制限が出たりすることが考えられます。
初期費用が高くなる傾向があるZEH住宅ですが、環境にやさしく、断熱・省エネ・創エネによりさまざまな場面でメリットがあります。
ZEH住宅を建てる際に利用できる補助金制度もあります。
気になる方はぜひお気軽にご相談くださいo(≧∀≦)o
カテゴリー
閲覧履歴
