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住居表示と地番の違い
2025年04月26日
こんにちは♪
桜の季節がやってきましたね。

4月といえば新生活が始まる方も多いのではないでしょうか。
住民票の変更や各種申請で「住所」を記入する機会が増えますよね。
もちろんマイホームを建てたあとでも同じです。
そんなとき、よくいただくご質問があります。
Q:新しい家に引っ越して住所変更をするのですが、
「住居表示」と「地番」ってどちらを書けばいいんですか?
一見どちらも「住所」のようですが、実は意味や使い方が違います。
この記事では、それぞれの違いと使い分けについて、わかりやすく解説していきます。
「住所」とは何か?
多くの人が日常的に使っている「住所」は、実は「住居表示」と呼ばれる形式の住所です。
住民票、運転免許証、郵便物などに使われるのはこちらになります。
一方、「地番」は登記や税金など、公的な手続きで使われる番号です。
住居表示とは?
住居表示は、日本の住居に関わる法律に基づく住所の表し方で、
建物一つ一つに番号をつけて表示しています。
地図で場所を探したり、郵便を届けたりするために使われています。
【用途】火災保険(担保物件の設定)、郵便など
【例】盛岡市〇〇町1丁目2番3号
地番とは?
地番は、一筆(土地を数える単位のこと)の土地ごとの番号のことです。
法務局や税務署などが管理する、不動産取引や申請に必要な情報です。
【用途】不動産表示、税金(固定資産税)など
【例】盛岡市〇〇町1丁目123番
どうやって使い分けるの?
場面によって、記入する住所が異なります。
間違えないように、以下を参考にしてください。
住居表示を使う手続き:
住民票の変更
運転免許証の住所変更
郵便の宛先
地番を使う手続き:
不動産登記
補助金や助成金の申請
確定申告(不動産関連)
固定資産税の申告
まとめ
●「住居表示」は、日常生活で使う住所
●「地番」は、土地を特定するための番号
●書類や手続きによって、使い分ける必要があります
新築マイホームを手に入れたあと、さまざまな手続きがあります。
そのときに「住居表示」と「地番」の違いを知っておくと、
とてもスムーズに進められます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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