会社を興して初となるログハウスは、我が家の住居兼モデルハウスでした。
当然ながら自分たちで設計したわけですが、住宅としての要素とモデルハウスとしての要素を兼ね備えなければならず、色々と苦労した思い出があります。
プランするにあたり、最初に確定したことが「家の真ん中に薪ストーブを置く」ことでした。
薪ストーブ1台で家全体が暖まるよう、最大限に暖房効率を活かすための配置です。
そこから外観を左右対称形になるように間取りを作っていったり、シンプルな中にも機能性を失わないよう生活要素を絞り込んでいったりと積み重ねていきました。
そしてその後実際に住んでみて実感したことは、
- 不満なく暖かい
- アレンジ(リフォーム)が簡単
- 気を使わないで自然体でいられる
といったところ。
木は変化していくのが当たり前なので、多少の反り、日焼け、傷、等々は日常のあたり前のこととして受け入れられるのでとても気が楽です。
それでいてそれらの変化も無垢の木なら「味わい」として片付きます。
今この文章を書いている時点で、新築から9年ほど経ちましたが、そろそろ外壁の塗替え時期が来ています。
次はどんな風に色替えしようかと考えているこの時間がまた楽しい日々です。