ギャラリー
田畑にぽつんと佇む平屋
周辺は田畑に囲まれ、道路や隣家から離れた場所に建つ平屋。 理想の敷地を求めてお施主様が何度も調べ、足を運んだ中で見つけた場所。 外観は「自然の中にある色を選ぶと良いと思います。」という建築家からのアドバイスにより選んだ、ベージュの塗り壁に。
キッチンの背面に並ぶお気に入りたち
キッチン背面のカップボードの上には1段の固定棚をかけ、お気に入りの器や花器を飾り、スパイスなどを置く場所に。
花々やアートが室内を彩る
共有のスペースに面したカウンター。 ここではお子さんが宿題をしたり、奥さまがミシンをしたり…と、家族みんなが使う場所。 カウンター上部には固定棚を2段。 思い出の写真やお子さんの作品、季節の花が並びます。
室内から見える緑
室内には季節の花と観葉植物が所々に飾られています。 大きな窓から見える外の緑と相まって室内にいるのに外で過ごしているような、気持ちいい景色が広がります。
室内を走る通り土間
家の真ん中を通る「通り土間」 プライベートとパブリックを分ける、緩やかな線引きです。 玄関収納には奥さまが作ったモルタルに近い色のカーテンを下げ、落ち着いた、涼し気な空間となっています。 正面のカーテンを開くと視線の先には外の緑が広がります。
初めて図面と模型を見た時、「これだ!」と思いました。
(奥様)図面と模型を見て印象的だったのは「通り土間」でしたね。通り土間があるおうちというのはなんとなく知っていましたが、まさか自分の家に採用されるとは思っていませんでした!家の真ん中に土間が走っているのを見た時に感激しました!土間の要望は伝えていましたが、通り土間になるとは…! (ご主人)建築家と聞くと、一般的にはすごい方のようなイメージがありますよね。でも担当建築家はそんな感じはなく、フランクな方でした。ヒアリングの時にライフスタイルをかなり細かいことまで聞いてくれたことが印象的でしたね。「歯磨きいつしますか?」とか、「靴どこで脱いだんですか!?」とか(笑)そんなに細かく聞かれるとは思ってなかったですね。 (奥様)ヒアリングの時に自分の好きなもの、思いの丈を沢山伝えました。譲れない部分は?という質問もありました。すごく印象的だったのは「今日ヒアリングをして、次回プランを提案します。今日聞いた要望の中で採用されていることと、採用されていないことがあるかもしれませんが、採用されていないのには必ず理由があります。」と言われたことですね。担当してくださった建築家の方は、とても心のある方という印象でした。人として好きですね。
お金で買えない「贅沢さ」
季節によって見え方が違う周辺の景色。 新緑の季節の緑、秋の作物が実った様子、寒い季節の雪景色…など、四季折々の自然を快適な室内にいながら見渡すことができます。 大きなサッシを並べて外へ開いた計画にしても人や車の通り、外部からの視線を感じづらいロケーション。 お施主様が敷地を探す際に重視した「環境」と建築家の「景色の切り取り」が相乗効果を生み出した住まいです。 モルタルの通り土間、リネンのカーテン、塗り壁仕上げの外壁…と、お施主様がこだわった素材感は暮らしの質を上げ、暮らしの中に彩りを与えてくれます。 お金で買うことのできない快適さ・豊かさ・贅沢さを感じられる住まいです。
計算されつくした動線
プライベートなスペースは家族が動きやすいように動線を考えられています。 これは、習慣や理想の暮らしを丁寧にヒアリングしたからこそ形にできます。 洗面・トイレ・脱衣・クローゼット…と、歩き進めると身支度が整います。 脱衣とクローゼットが近い場所にあり、洗濯物を干す→しまうの作業が短い時間で完結します。
カウンター側から見たLDK
LDKには仕切りが無く、室内を見渡せるようになっています。 共有のスペースとなっているこの場所には家族だけではなく、親戚や友人なども集い、休日を過ごします。 目線の先に窓があり外へと景色が広がるため、面積以上に大きな空間だと感じることができます。
動線の中にあるウォークスルークローゼット
家族共有のウォークスルークローゼット。 衣類を収納する場所を一か所にまとめ、家族みんな分を管理することで洗濯の効率化を図ります。 「洗う→干す」をする脱衣のすぐそばにあり、洗濯物が乾いたら短い距離で片付けることができます。
家事のしやすさを重視した脱衣
脱衣は洗濯物を乾かす場所としての機能も持ち合わせています。 干す際には洗濯機から洗濯物を取り出し、すぐ上に設置されたハンガーパイプへ。 可動棚には洗濯用洗剤やストック類、タオル、ルンバ…などが並びます。 北側に面した窓から入る光が脱衣を丁度良く照らしてくれます。
物件情報
構造
平屋
間取り
―
工法
木造軸組