ギャラリー
シンプルな外観に板張りが映える
1階が大きく、2階がちょこんと乗ったような構成の2階建て。 淡いグレーのガルバリウム鋼板に本物の木を貼りアクセントにする。 本物の木の素材を使うことで住まいの経年変化を楽しむ。 住宅地の一角に建っているため、室内から外の視線や動きが見えないように慎重に窓を配置している。
室内に入ると正面の窓に視線が抜ける
玄関から室内に一歩踏み入れると視線の先には大きな窓が。 空間を遮るものが無く視線が抜けるので広さや開放感を感じられる。 大きな窓からは暖かい日差しが差し込み、1階を優しく照らす。 室内から何が見えるか?、どんな風が吹き込むか…など、建築家によって計算されつくした窓の大きさ・配置。
様々な居場所
1階の中心にあるダイニングは家族の団欒の拠点となる場所。 みんなで過ごすときはダイニングで。 宿題やPC作業など、リビングにいながら1人で取り組む時間はダイニング背面のワークスペースで。 様々な居場所があるリビングは、家族が同じ場所にいながらそれぞれの時間を過ごせる。
シンプルな設えでインテリアを楽しむ
ワークスペースの壁面はフローリングと同じアカシアの無垢材を貼った。 木の色、白い壁を基調とした設え。 住宅にはアクセントや流行を取り入れず、シンプルにつくる。 真鍮の照明や飾っているドライフラワー、小物で自分たちらしいお気に入りの空間が完成する。
コレクションが並ぶキッチン
家電やゴミ箱に合わせた寸法に造作したキッチン収納。 飾り棚にはスパイスやお酒のコレクションが並ぶ。
実際に建築家から提案されたプランを見て、感動しちゃって声が出なかったです。
(ご主人)資料の内容が目で見てぱっと入ってきましたし、動線もイメージしやすかったです。 (奥さま)自分たちが要望していたことを全て入れてくださっていた印象です。 玄関から視線が抜けて外が見える様子が開放的だと感じました。 建築家がプレゼン資料に絵を描いていてくださって、想像しやすかったです。 リビングのダウンフロアも気に入りました。 (ご主人)家を建ててから同僚に「家どうですか?」と聞かれることが増えました。 建築家について同僚に伝えるのはなかなか難しくて…。 デザイナーズハウスとはまた違いますし…。 「家を見せた方が早いかな!」と思っています(笑) (奥さま)敷地に合わせた設計をしてくださったところが良かったと思います。 プランを提案されたときに全てのことに理由があることを伺いました。 窓ひとつとっても日の入り方や視線の感じ方など考えられているんです。 そのようなお話しを聞いて納得できました。
「どんな家をつくるか」ではなく、「どのように暮らしたいか」
・住宅が密集した場所で周囲を気にせずに暮らす。 ・限られた面積の中で広さを体感する。 ・リビング、ワークスペース、書斎、ドレッサー…、過ごし方に合わせた場所をつくる。 ――― お施主さまの軸となっていたのは「どんな家をつくりたいか」ではなく、「どのように暮らしたいか」だったと感じます。 お施主さまは自分たちの要望を整理し、プロ(建築家)が提案をする。 お施主さまと建築家の共同作業で心地よい住まいが完成しました。 あたたかみのある設えにお施主さまがセレクトした雑貨・コレクションが加わり、住宅を含めた「暮らし」がつくられていきます。
住まいの中心に位置するアイランドキッチン
手入れがしやすく、すっきりとしたアイランドキッチンはご夫婦が並んで料理ができる余裕のあるスペースとなった。
「ダウンフロアリビング」
他のフロアとは1段下がったダウンフロアリビング。 用途を限定せず様々な過ごし方ができるよう、リビングにはあえてソファを置かない提案を。 大きな窓を開けるとウッドデッキへと続く。 気持ちよく過ごせるセカンドリビングとなっている。
吹抜けからあたたかい日差しが差し込む
リビングの上の吹抜けを介して1階にあたたかい日差しを落とす。 ダウンフロアのリビングで座って過ごすと、吹き抜けの効果で高さや開放感を感じられる。 建築家は、大きくつくりすぎずに「広さが体感できる工夫」を取り入れた。
フレキシブルなつくりの2階
いまはフリースペースとなっている2階。 将来的にはお子さんの個室を想定している。 ホールに個人のクローゼットが面しており、室内はベッドとデスクが置けるくらいのスペース。 つくり込みすぎず、ライフスタイルの変化に対応できる余白を残す。
物件情報
間取り
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工法
木造軸組