熱中症を防ぐ最近の住宅
みなさん、熱中症で搬送される方の4割は建物の中で症状を起こす事をご存知でしょうか?
最近は節電傾向や電気料金の値上げなどで、日中エアコンをつけるのがもったいない、または良くないことと認識されています。
しかし、住宅建築でその常識は大きく変わります。
まず、魔法瓶のようなお家を作ることができたら?
一度一定の温度に保たれたお家はなかなか外の熱の影響を受けません。
エアコンが適度の働いてくれて、家計も楽になります。
住宅の高性能化を測る物差しでUa値という単位があります。
大事な指標なのは変わりませんが、隙間がない状態で建築しないと効果は発揮されません。
魔法瓶のようなお家づくりには隙間がどれだけ少ないのを測定し、C値という単位で表される必要があります。
断熱性能と違い、隙間測定は、測定こそ費用がかかりますが、いい数字を出すのに余計な費用はかかりません。
Ua値・C値どちらもゼロに近い方が優秀です。
しかしながら、Ua値がどれほど優秀でも、お家の中が隙間だらけだったとしたら、余分な空気が外から入ってくるため、かえってエアコンを稼働させる原因になります。
お家の中で年中快適に暮らすのであれば、Ua値も大事ですが、C値をより大事にして建築してください。
外舘工務店では、全棟Ua値計算・C値測定を行っております。*平均C値は0.35です。