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#注文住宅

断熱の仕方(充填断熱か外張断熱か)

2025年06月16日

 

 

こんにちは。

岩手県奥州市を中心に、自然の力を活かした家づくりを行う CHIBA HOUSE(千葉建設) です。

 

 

 

「住宅会社を決める前に理解しておきたいポイント」7つ目です。

 

 

 

 

断熱の仕方(充填断熱か外張断熱か)です。

 

 

 

断熱の仕方は、会社によってはどっちかしか採用していないという場合もあるかもしれません。

この辺からはおそらく契約したら変えられないことが多いので、絶対にその前に知っておきたいことです。

 

 

 

 

 

「充填断熱」とは、

柱などの構造材の間に断熱材を入れる(充填する)方法です。

低コストで施工できるので、世の中には充填断熱の住宅の方が多いと思います。

 

 

見た感じは壁の中の柱と柱の間に断熱材がぎっしり敷き詰められています。

綿のようなもの(グラスウール等)だったり、泡のようなもの(発泡ウレタン等)が一般的です。

 

 

 

安いというのがメリットではありますが、施工箇所によっては複雑になるため、施工する大工さんによって質にバラつきがあります

 

 

施工する際の質が断熱材に隙間が空いてしまうとそこから熱(冷気や暖気)が移動してしまいます。

どういうことかというと、隙間があると断熱性能が下がりエアコンの効率が悪くなる可能性があります。

 

 

 

 

また、柱と柱の間に断熱材を入れますが、柱ってだいたい「木」だと思います。

「鉄」の場合もありますね。

 

木や鉄は断熱材より熱を通しやすいので、表面に出ている木や鉄の部分から熱が移動してしまい、それもエアコン効率が悪くなる原因になる場合もあります。

ただ、そういうリスクがあるだけで、基本的にちゃんと施工されていれば問題なしです。

 

 

 

 

 

 

「外張断熱」は、

充填断熱のように吹き付けたり張り付けたりするわけではなく、サイズ調整された断熱材で家の周りをぴったりと覆うので隙間ができにくい方法です。

 

 

隙間ができにくいと気密性・断熱性が高まるので、外部の湿気も入ってきにくく、冬でも結露が発生しにくくなります。

結露が発生しにくいということは、カビやダニの繁殖も抑えられますし、建物の劣化も抑えられます

柱や梁なども断熱材で覆われているため、外から保護され傷みにくくなります。

また、充填断熱に比べ室内の空間が広くなるので、湿度が上がりにくくなるというメリットもあります。

 

  

 

 

デメリットは充填断熱に比べたら少しコストが高いこと。

 

施工する際に隙間が空いてしまって気密性・断熱性が損なわれる可能性や十数年後にまた断熱工事が必要になるかも…と考えると、長い間住む家なので、少し高くてもこういう超重要な部分はリスクが少ない方が安心して過ごしていただけるかなと思います。

 

 

 

この辺をご理解いただいた上で選んでいただければと思います。

 

 

 

千葉建設で採用しているエアサイクルも外張断熱です。

外張断熱のため室内の湿度が高くなりにくいですし、エアサイクルで使用している断熱材は空気が流れる溝が付いているので、木材の乾燥を保ってくれ、さらにその溝を通って室内の湿気や熱を外に排出してくれます

 

 

家の中で洗濯ものを干しても湿気っぽくならないし、常に室内をきれいな空気を保ってくれる素敵な構造です。

 

 

ちなみに断熱材はものによっては、湿気でぺっちゃんこになって、断熱材の効果がなくなっていくものもあります。

そうなると10年くらいで断熱性能の低い、寒い家になってしまいます

これは知らない人多いかもしれません。

 

 

 

エアサイクルの断熱材(Cmボード)はそんなことにはならず、ずーーっとそのまま。

よっぽどのことがなければ追加で断熱工事は必要無しです。

是非、ご検討ください。

 

 

 

CHIBA HOUSE(千葉建設)では快適で安心な注文住宅をはじめ、リフォーム・リノベーションまで、幅広くご相談を承っております。

 

 
 

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