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意外と知らない?岩手県の市町村別水道料金まとめ
日本では、飲み水を簡単に手に入れることができます。
それを可能にしているものが水道です。そして、水道を使うためには料金を支払う必要があり、市町村によって水道料金は異なります。
本記事では、岩手県の水道料金を市町村別にまとめました。
まずは、岩手県内の料金を確認する前に、全国的な水道料金の平均額を知りましょう。
水道料金の全国平均とは?
日本水道協会が発表した「水道料金表」平成31年4月1日版によると、水道料金の全国平均は1カ月で3,241円になります。
(※口径13mm 使用量20㎥の場合)
そして、料金が高い県と低い県の上位3県は下記のとおりです。
表を見ると、47都道府県の中で最も水道料金が高い青森県は4,418円。
反対に最も低い神奈川県は、2,124円となっています。同じ使用日数と量ですが、金額に2,294円もの差がでてしまうのです。
水道料金は、人口密度や地理・整備など、様々な要素をふまえて決定します。
水源地から遠い場所へ水を届けるのであれば、そのための工事や多くのパイプを使わなければいけません。
パイプや設備が劣化した場合の、メンテナンス費もかかるでしょう。水質や水量によって、ダムや浄水施設の費用も異なります。
そのため、同じ使用量にもかかわらず地域によって大きく差が出てしまうのです。
水道料金の全国平均が分かったところで、続いては岩手県の水道料金を確認していきます。
岩手県の水道料金平均額
まずは、岩手県の平均額を見ていきます。
総務省統計局が発表した「家計調査 2020年度」によると、岩手県における水道料金平均額は4,790円でした。
また、季節によっても水道料金に差が出ており、平均金額は下記の通りです。
最も水道料金が高い季節は冬であり、低い季節は秋という結果になりました。
この結果を見て「冬よりも、水を多く使う夏の水道料金が高いはずでは?」と、思った人もいるのではないでしょうか。
水道料金が上がる理由の1つに、気温があります。
冬の寒さが厳しい岩手県では、温暖な気候の地域と同じ深さに水道管を埋めると、凍結する危険性があります。
そのため、深い位置に水道管を設置しているのです。
そして、深い場所に水道管を設置するためには、通常よりも工事費がかかることから水道料金が高くなっています。
ここまでは、岩手県全体の平均額をお伝えしました。続いては、市町村別に詳しく見ていきましょう。
市町村別に見る岩手県の水道料金額
市町村別の水道料金は、下記の通りです。
【市町村別 水道料金表】
※口径20mm 使用料20㎥(下水道料金は含まれていません)
※調査時期により現状と異なる場合があります。最新情報に関しましては、各市町村役場までお問合せください。
宮古市のように2,000円台の地域もあれば、二戸市のように5,000円を超える地域もあります。
岩手県に引越しを考えているのであれば、水道料金の確認を忘れずに行いましょう。
市町村によっては、ホームページに細かく料金表を掲載している場合もあるため調べてみてください。
水道料金を節約する方法とは
「水道料金を抑えたいけれど、何からすればよいのだろう」と思う人は、生活の見直しから始めてみましょう。
顔を洗ったり歯を磨いたりする際に、水道を出したままにしていませんか?
汚れの酷いお皿やコップは、洗う前に一度拭き取ることで節水に繋がります。
些細な事ですが、意識してみましょう。
その他にも、「節水コマ」を活用する方法があります。
蛇口に取り付けることで、水量の調節を簡単に行うことができ、最大50%まで抑えられます。
節水コマはホームセンターで購入できますが、水道局で無料配布されている地域もあるため確認してみてください。
また「気をつけているにもかかわらず、以前より水道料金が上がった」と感じた場合は、水道のメーターを確認しましょう。
水道メーターの部品であるパイロットが、水道を使用していない時に回っているのであれば、水漏れの可能性があります。
水道は私たちが生活する上で、必要不可欠な存在です。しかし、地域によって料金が異なるため、引っ越しをする場所はよく考えて選択しましょう。
また、水道料金が高い地域に暮らす人は、本記事で紹介した節水方法を試してみてください。