アトリエ・リヴィエール設計事務所
電話
アトリエ・リヴィエール設計事務所
#みんなが教えてくれない大事な事
流行を追うという事
2023年07月29日
デザインが問われる住宅業界でも、流行というものが存在します。
常に5年~10年くらいの間隔で変わっていくような流れがあるんですね。
「おしゃれ!」
と思うインテリアは、ルームツアーという形でYoutubeやinstagramに溢れかえっていますが、最近の日本の傾向が顕著に表れています。

①キッチンとダイニングが横並び
②折上げ天井
③リビングスケルトン階段
④外壁材張り分け
等々・・・
では流行を追った結末がどうなったかというと…
古い住宅街やニュータウンで過去に建てられた物件を見て下さい。
それなりに当時流行したものを取り入れていると思います。
今見ると「ダサッ!」と思うものは、特に当時最先端だったものであることが多いです。
それくらい流行というものは儚いものなんですね。
では今の流行を追い求めた結果、20年後はどうなっているでしょうか?
住まいは長期間にわたって使う生活の為のツールです。
流行によって工具の形が変わることがないのと同じように、住まいも本来変わることがないはずです。
ツールとしての本質を見極めた上でのシンプルなデザインが、機能美という形で長く愛されるデザインとなります。
性能を重視したパッシブデザインやユニバーサルデザイン等は自然の摂理を表現した結果です。
優先順位は人それぞれ有るかと思いますので、何を選択しても自由です。
だからこそ「将来にわたって最良の選択だった」と言えることを願っております。

せっかくなので世界に目を移してみたいと思います。
私のinstagramのストーリーズで、世界のインテリア、エクステリアを紹介していますので、興味のある方は覗いてみて下さい。
▼アトリエ・リヴィエールinstagram▼
世界はとても広いです。
今繋がっている建築デザイナーの方々は、ドイツ、フランス、オーストリア、ネーデルラント(オランダ)、UK(イギリス)、UAE、カザフスタン、USA(アメリカ)など文化も宗教も違う方々ばかり。
でもデザインって世界共通の言葉だったりもします。
数学、科学、化学、美術、音楽などは世界共通ですが、それらに共通する事は「自然の摂理」である事。
良く言う「技術」とも繋がります。
人間にとって心地よいと感じられる室内空間は、万国共通なんです。

でも、世界共通のはずのデザインですが、日本だけ大きく遅れています!
条件が色々と異なることもありますが、世界はどれを見ても10年も20年も先を行っています。
キッチン周りの配置は、横並び・・・ほとんど無いですよねw
家具の配置は参考になることが多いです。
天井が折上げ天井になっている理由も、インフィル(室内)だけの工事が主になるため、技術的なものからだったりします。
間接照明も普通のLED照明器具ではなく、LEDテープライトを使っています。
また折上げ天井の部分はホコリが溜まりやすいので掃除が大変です。
住まいが大好きで、仕事辞めてでも毎日のお掃除がしたい方にはお勧めです!
最後にジブンハウスに目を移してみましょう。
ジブンハウスでは海外で活躍していた建築デザイナーがツールとしての住まいに彩りを与えています。
そのため、日本の傾向とは若干異なる所がありますが、最先端を見据えてのデザインである事には変わり有りません。
更にジブンハウスinstoreアトリエ・リヴィエールでは、お好みであればインテリアデザインを技術的な視点を交えながら海外の最先端に合わせることが可能です。
海外のデザイナーの作品を見ながら、インテリアの話でも出来ればと思います。
でもやっぱり最後に行きつくのはココですね!
「筋肉は裏切らない!」
それも確かですが、
「技術は裏切らない!」
閲覧履歴