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#みんなが教えてくれない大事な事

住まいの買い時は?

2023年07月31日

すいません、いつも世間の話題にすでになっている事ばかりで・・・
 
と言いつつ、「今でしょ!」とありきたりな事は言うつもりはありません。
真実はロジカルな考察の後に付いてくるものですから。
 
 

 
では結論から・・・
 
住まいを建てるなら・・・
 
「今でしょ!」
 
えっ!?(笑)笑うしかありませんが、これは真実です。
 
①長期デフレからインフレへ入る時期
②需要と供給の関係
 
この2点に集約されます。
 
失われた10年、いや20年でしたでしょうか…?
この間に日本経済はどんどん収縮していきました。
不況…いえいえ、物やサービスが売れないんです。
 
収入が減ったから生活に不要なものは購入できなくなる。
生活必需品も出来る限り節約をする。
家庭内の稼ぎが少ないからと共稼ぎをすればするほど、市場に労働力が溢れて賃金が下がる。
ものが売れないから安売りをする。
安いものだけ買う。
給料が下がったり、解雇されたりする…
 
まさに負の連鎖です。
 
 
「貨幣価値の爆上がり」
 
この状況が長ーく続いていました。
(※お金持ちは大歓迎な状態ですね!)
 
だから住宅ローンは史上最低と言われるほどの低金利(一部では借りたほうが得な状態)が続いています(いましたと言うべきか・・・)。
 

 
ただ近年あまりにもいびつな経済状況を打破するべく、グローバル化による世界の波や値上げ合戦で少しずつ資本主義の良い側面が出始めています。
 
資本主義や自由主義での成長の原則はインフレ
需要と供給の関係で価格が決まる公正な世界です。
 
インフレになると住宅ローンはどうなるか。
金利がじわじわと上がってきます。
でも今はまだ変動金利は横ばい状態であり、しかも長期金利は下がりつつある状況。。
まだローンを組むのは遅くはないという事でしたね。
むしろ長期金利が下がっているので、先行き不透明と言いつつ経済がさらに落ち込むことを示唆しているかのようです。
これが7/28までの状態。
 
で、7/28の日銀の金融政策見直しです。
長期金利を1%まで容認しましたね。
これ、すこしずつ住宅ローンが上がる事を示唆しながらも、上限を設定している事から大きく上げることもないという事です。
では実際にそれが継続できるかと言うと、それも怪しい所があります。
 
国内のインフレ率/物価上昇率がどれくらいになるか。
 

 
はい、それは誰にもわかりません^^;
デフレ期間が長く続きインフレ圧力が異常に強い現在、それを抑えるほど反動も強くなります。
日本政府も言っていますが、1%~2%くらいで緩やかにインフレ進行するのが理想な状態です。
インフレ率と物価上昇率は異なった視点からの異なった内容の言葉ですが、意味合いは同じです。
 
でもまだ今の状況は「物価上昇率が金利に比べて高い時」に該当します。
 
こういう時は、お金を借りてものを買っておいた方が良いです。
※出来れば「価値のある」もの。
 
ですので、すまいを買うなら「今でしょ!」という事になります。
※実際に一番良かったのは、新型コロナが流行する前の2年~3年くらい前に建てた方々です。
 
まあ先読み予想が必要になるので難しいですが、見えている「名目金利」よりも物価上昇率を反映した「実質金利」を見て住まいを検討する行動をすると、未来の生活が楽になりますよ♪

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