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#みんなが教えてくれない大事な事
ついに住宅ローンが上がり始めるかも!?
2023年08月01日
住まいの買い時は「いまでしょ!」と冗談半分の本気で語った前回のブログの後、やはり住宅ローン金利の上昇のニュースが入りました。
大手銀行では長期住宅ローン金利上昇を8月適用分から引き上げとなります。
☆引き上げ幅:0.05ポイント~0.10ポイント
但し、これは日銀の発表を加味していない上昇の為、実際には9月以降にさらに金利が上昇することが予想されます。
そのため、短期金利(変動型住宅ローンと連動)は据え置きです。

では各国の政策金利を見てみましょう(2023年7月31日更新データ)。
・日本:-0.10%
・アメリカ:5.25%~5.50%
・ユーロ:3.75%~4.50%
・UK:5.00%
・オーストラリア:4.10%
・トルコ:17.50%
日本だけが異常な事が分かると思います。現在政策金利が最低です(マイナス金利は異常事態)。
トルコの17.50%はインフレ率が40%弱なのでこういう数値です。
主要先進国と並ぶためには、4%前後にする必要があります。
日本も政策金利を海外と同じくらいにしたら、住宅ローン金利は5%前後になるという事です。
GDPデフレーター(名目GDP/実質GDP)を見てみると、
・2022年1月~3月:0.4
・2022年4月~6月:-0.3
・2022年7月~9月:-0.4
・2022年10月~12月:1.2%
・2023年1月~3月:2.0
(内閣府資料より)
※0を基準に、数字が+方向に大きくなるとインフレ圧力、-方向に大きくなるとデフレ圧力が強くなるという指数です。
インフレ圧力が上昇中という事がわかります。
やばいですね…
実際に体感的にも物価が上がってきているのが分かると思います。
ステルス値上げどころの騒ぎではありません。

ちなみに住宅の価格は建材価格の上昇と共に、年10%前後の割合で上昇中です。
できれば賃金も年15%くらい上がってくれると良いのですが、政府が金持ちや大きな会社にだけじゃぶじゃぶお金をつぎ込んだ結果、賃金上がらず金持ちや大きな会社だけ儲かって経済格差がさらに拡大するという形になりましたw
格差是正の為にも、生活保護を無くして「ベーシックインカム」を導入しなければならなくなるのも時間の問題かもしれませんね。
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